■ 聖トマス大学 募集停止へ、来年度 近畿初、閉校の可能性も
(朝日新聞大阪本社版ほか 2009年6月6日)
入学者の大幅な定員割れが続いていた聖トマス大学(兵庫県尼崎市)を運営する学校法人英知学院(同)は、来年度からの学生募集停止を決めた。現在の1年生が卒業する2013年3月末まで運営するが、統合・譲渡先が見つからなければ閉校する可能性もあるという。文部科学省によると、他大学との統合などを除いて4年制大学の閉校は過去1例しかなく、募集停止は近畿で初めて。
聖トマス大学は6日午後から、保護者説明会を開き、小田武彦学長らが募集停止について説明した。その後の記者会見で、小田学長は「少子化なのに大学の数がどんどん増え、とくにこの2年間は定員割れが大きくなった。募集停止後も、今いる学生への教育に全力を注ぐ」と話した。
1963年に英知大学として開学し、07年度に現名称に変更した。近畿で唯一の男女共学のカトリック系大学。人間文化共生学部のみで、英語や宗教文化の教育で知られる。大学院には宗教文化、英語学英米文学の両専攻がある。現在は大学と大学院で計約600人が学ぶ。
大学によると、募集定員250人に対し、入学者は08年度が78人、09年度が110人。08年度に幼稚園と小学校の教員免許を取得できる人間発達科学科を新設したが受験生離れは止まらず、09年度の入学者のうち日本人は65人で、海外からの留学生が4割を超えた。
大学関係者によると、累積赤字は今年3月時点で約20億円。「時代のニーズを考えて学科の改組も進めたが、思った以上に受験生が集まらなかった」と話す。
日本私立学校振興・共済事業団によると、入学金や授業料などは私大の総収入の4分の3を占める。大幅な定員割れは経営の圧迫要因だ。
背景には「大学全入時代」の到来がある。少子化が進み、えり好みしなければ誰でも大学に入れる状況になりつつあり、08年度は大学の定員総数約57万人に対し、志願者総数は約67万人だった。
08年度入試で入学者が定員を下回った私大は過去最多の266大学(47.1%)で、定員の半数に満たない私大も過去最多の29大学(5.1%)だった。有力な大手私大に人気が集まる一方、それ以外の私大は苦戦。河合塾の調査によると、09年度の私大一般入試志願者の49.5%が「早慶」や「関関同立」などの有力21私大に集中していた。
文科省によると、戦後の混乱期や他大学と統合したケースなどを除けば、4年制で廃止されたのは04年1月の立志舘大学(広島県坂町)のみ。募集停止の例は東和大(福岡市、07年度から)、三重中京大(三重県松阪市、10年度から)があるという。
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2009年06月07日
2008年08月07日
近畿大学が南大阪の2校を準付属と系属校に
■ 近大が大阪の2校を準付属と系属校に
( 産経関西 > 社会 2008年7月30日 07:32 )
近畿大(大阪府東大阪市)は29日、来年度から大阪府岸和田市の飛翔館高校を準付属校にし、堺市の賢明学院中・高校を近大進学コースなどを設ける系属校にすると発表した。近大には全国で7校の付属校があるが、別法人に付属校や系属校を作るのは初めて。
近大によると、飛翔館高は来年4月から「近大泉州高校」に名前を変更し、一定の成績があれば希望者は近大に進学できるという。賢明学院中高には、来年度の入学生から「近大医薬系進学コース」(定員30人)と、高校に新たに「近大進学コース」(同)が設けられるという。
2校とも少子化の影響で年々生徒数が著しく減少傾向にあったことから、今回近大と提携することでより幅広く優秀な学生の確保を目指したいという。
近大は「強固なパートナーシップを結ぶことで、大学と高校の垣根を越えて、世の中の役に立つ人材育成に貢献したい」としている
【サイト内リンク】大阪・京都・兵庫、私立高の2割に「関関同立」入学枠
( 産経関西 > 社会 2008年7月30日 07:32 )
近畿大(大阪府東大阪市)は29日、来年度から大阪府岸和田市の飛翔館高校を準付属校にし、堺市の賢明学院中・高校を近大進学コースなどを設ける系属校にすると発表した。近大には全国で7校の付属校があるが、別法人に付属校や系属校を作るのは初めて。
近大によると、飛翔館高は来年4月から「近大泉州高校」に名前を変更し、一定の成績があれば希望者は近大に進学できるという。賢明学院中高には、来年度の入学生から「近大医薬系進学コース」(定員30人)と、高校に新たに「近大進学コース」(同)が設けられるという。
2校とも少子化の影響で年々生徒数が著しく減少傾向にあったことから、今回近大と提携することでより幅広く優秀な学生の確保を目指したいという。
近大は「強固なパートナーシップを結ぶことで、大学と高校の垣根を越えて、世の中の役に立つ人材育成に貢献したい」としている
【サイト内リンク】大阪・京都・兵庫、私立高の2割に「関関同立」入学枠
2008年02月09日
京阪神で私立高入試一斉スタート 2/9
■ 春よ来い、挑戦者13万人 京阪神で私立高入試スタート
( 朝日新聞asahi.com>関西>ニュース> 2008年02月09日 )
私立高校入試が9日、大阪、京都、兵庫の3府県で一斉に始まり、計約13万人が受験した。共学化や大学との連携で人気が急上昇した高校がある一方、公立側の巻き返しの影響で、志願者を減らした高校もある。
出願締め切り直前の平均倍率は大阪府3.17倍、京都府3.11倍、兵庫県3.44倍と、いずれも前年をやや上回った。
大阪市東淀川区の大阪高校では(中略)今春、男子校から共学校に移行することもあり、前年の約800人から約2100人に急増。約20年ぶりに体育館を試験会場に加えた。
今春から関西大系列の「関西大学北陽高校」になる同区の北陽高校も志願者が増加。特に、関大進学が原則的に保証されるコースは倍率が4.3倍と高い人気だった。
一方、志願者が減って定員を割り込みそうな高校も少なくない。少子化のペースほどに学校数が減っていないためだ。
大阪府の場合、公立中学校卒業者は約7万2千人とピーク時の1986年度から半減したのに、私立高校数はほぼ横ばい。07年度入試は私立高の約半分が定員割れしたと見られている。
■ 大阪・私立高入試専願率過去最低 橋下府政で「私学離れ」加速も
( MNS産経ニュース>生活>教育> 2008.2.9 12:05 )
大阪府の私立高校入試が9日、一斉にスタートした。昨年の学区再編による公立の人気回復を背景に、今年は私立全体で平均専願率が過去最低を記録。一方で、関西学院大、関西大など有名私大への内部進学を目指すコースは軒並み高い専願率となり、二極化も浮き彫りとなった。今月就任した橋下徹知事が「私立に負けない公立をつくる」と主張していることもあり、私学関係者からは「公立改革が進めば、私学離れがさらに加速する」との声もあがっている。
【大学提携校に人気】
大阪私立中学校高等学校連合会によると、府内私立高校の専願率は平成3年度の37・7%をピークに低下し、20年度は過去最低の22・81%(5日正午現在)に落ち込んだ。敬遠される傾向にある私立だが、中には専願者だけで募集人員を超える学校もある。
20年度から関西大の併設校になり、「関西大学北陽」に改称する北陽は、専願率が53・44%(19年度同期20・04%)に急上昇した。手嶋正雄教頭は「何より関大効果が大きい。関大への内部進学を目指す関大提携コースに受験生が集まった」。450人の専願者のうち349人は同コース志願者で占められている。
有名私大と連携したコースは他の高校でも専願率が高い。原則全員が関西学院大に進学できる帝塚山学院の関学コースは志願者50人全員が専願。提携校の立命館大、関西大などへの推薦入学を目指す上宮のプレップコースも専願率が46・27%に達した。
【共学化で受験者増】
専願率に大きな変化はないものの、志願者数が爆発的に増えた高校もみられる。20年度に男子校から共学へ移行する大阪は、19年度同期の約2・5倍の2103人の志願者を集めた。「男子校が共学になると志願者は激増する」(府内の塾経営者)といわれており、岡本博副校長は「これまでの学校説明会では、パンフレットを300部用意して余る程度だったが、今年度は1500部でも足りないような状況だった」と話す。
一方で志願者を大きく減らした高校も。
19年度同期の2562人に比べ579人減少(22・59%減)した大阪学芸の藤本ひろみ事務長は「合格者数の水増し問題が学校のイメージに影響したのかもしれない」。運営法人の裏金問題などが相次いで発覚した初芝も19年度同期の1715人に比べ332人少なかった(19・35%減)。
【公立校の脅威】
大阪府では昨春、公立高校の学区が9から4に再編された。大阪私立中学校高等学校連合会の坪光正躬(まさちか)副会長は「学区が減って選択の幅が広がり、受験生の公立志向に拍車がかかった」とみる。
今年4月には、府内初の併設型公立中高一貫校の大阪市立咲くやこの花中学・高校が開学。先月行われた中学校入試には定員80に対し1191人が受験した。
府内のある私学法人幹部は「私立より安い授業料で充実した教育を受けることができるなら、人気が集まるのは当然。公立との受験生争奪は激化していくだろう」と警戒感をあらわにする。
橋下知事は、府立高の学区撤廃や小中学校での学力別クラス編成導入の方針を掲げており、これまで以上に公立校改革に力を入れる構えだ。坪光副会長は「学区が撤廃されれば、公立の超エリート校が誕生することになるかもしれない。私学にとってはさらなる脅威になる」と話している。
■ 私立高入試スタート 兵庫県内41校に3万4千人
( 神戸新聞>社会>記事> 2008年02月09日 12:06 )
太平洋側でも雪がちらついた9日午前、兵庫・大阪・京都三府県の私立高校入試が一斉に始まった。兵庫県では約3万4千人の中学生が挑んだ。大学入試に照準を合わせた「特進コース」では、競争率が十倍を超す学校も目立った。
京阪神の私立高校は、1960年代から統一日程を組んでいる。兵庫県私立中学高等学校連合会によると、この日、県内では生野学園(朝来市)を除く41校の定員1万0048人に対し、3万4千人が受験。1日現在の志願倍率では延べ8校のコースで十倍を超えており、すべて「特進コース」という。
多くの高校は、国語・数学・英語の3教科で試験を実施。連合会は「読解力・思考力・表現力や、基本的な計算能力を試す問題が増えている」としている。
神戸市の灘高校では雪が降る中、午前8時の開門前から受験生が集まり始めた。この日の同市の最低気温は平年より1.2度低い1.3度。受験生らは白い息を吐きながら会場に入っていった。(以下略)
( 朝日新聞asahi.com>関西>ニュース> 2008年02月09日 )
私立高校入試が9日、大阪、京都、兵庫の3府県で一斉に始まり、計約13万人が受験した。共学化や大学との連携で人気が急上昇した高校がある一方、公立側の巻き返しの影響で、志願者を減らした高校もある。
出願締め切り直前の平均倍率は大阪府3.17倍、京都府3.11倍、兵庫県3.44倍と、いずれも前年をやや上回った。
大阪市東淀川区の大阪高校では(中略)今春、男子校から共学校に移行することもあり、前年の約800人から約2100人に急増。約20年ぶりに体育館を試験会場に加えた。
今春から関西大系列の「関西大学北陽高校」になる同区の北陽高校も志願者が増加。特に、関大進学が原則的に保証されるコースは倍率が4.3倍と高い人気だった。
一方、志願者が減って定員を割り込みそうな高校も少なくない。少子化のペースほどに学校数が減っていないためだ。
大阪府の場合、公立中学校卒業者は約7万2千人とピーク時の1986年度から半減したのに、私立高校数はほぼ横ばい。07年度入試は私立高の約半分が定員割れしたと見られている。
■ 大阪・私立高入試専願率過去最低 橋下府政で「私学離れ」加速も
( MNS産経ニュース>生活>教育> 2008.2.9 12:05 )
大阪府の私立高校入試が9日、一斉にスタートした。昨年の学区再編による公立の人気回復を背景に、今年は私立全体で平均専願率が過去最低を記録。一方で、関西学院大、関西大など有名私大への内部進学を目指すコースは軒並み高い専願率となり、二極化も浮き彫りとなった。今月就任した橋下徹知事が「私立に負けない公立をつくる」と主張していることもあり、私学関係者からは「公立改革が進めば、私学離れがさらに加速する」との声もあがっている。
【大学提携校に人気】
大阪私立中学校高等学校連合会によると、府内私立高校の専願率は平成3年度の37・7%をピークに低下し、20年度は過去最低の22・81%(5日正午現在)に落ち込んだ。敬遠される傾向にある私立だが、中には専願者だけで募集人員を超える学校もある。
20年度から関西大の併設校になり、「関西大学北陽」に改称する北陽は、専願率が53・44%(19年度同期20・04%)に急上昇した。手嶋正雄教頭は「何より関大効果が大きい。関大への内部進学を目指す関大提携コースに受験生が集まった」。450人の専願者のうち349人は同コース志願者で占められている。
有名私大と連携したコースは他の高校でも専願率が高い。原則全員が関西学院大に進学できる帝塚山学院の関学コースは志願者50人全員が専願。提携校の立命館大、関西大などへの推薦入学を目指す上宮のプレップコースも専願率が46・27%に達した。
【共学化で受験者増】
専願率に大きな変化はないものの、志願者数が爆発的に増えた高校もみられる。20年度に男子校から共学へ移行する大阪は、19年度同期の約2・5倍の2103人の志願者を集めた。「男子校が共学になると志願者は激増する」(府内の塾経営者)といわれており、岡本博副校長は「これまでの学校説明会では、パンフレットを300部用意して余る程度だったが、今年度は1500部でも足りないような状況だった」と話す。
一方で志願者を大きく減らした高校も。
19年度同期の2562人に比べ579人減少(22・59%減)した大阪学芸の藤本ひろみ事務長は「合格者数の水増し問題が学校のイメージに影響したのかもしれない」。運営法人の裏金問題などが相次いで発覚した初芝も19年度同期の1715人に比べ332人少なかった(19・35%減)。
【公立校の脅威】
大阪府では昨春、公立高校の学区が9から4に再編された。大阪私立中学校高等学校連合会の坪光正躬(まさちか)副会長は「学区が減って選択の幅が広がり、受験生の公立志向に拍車がかかった」とみる。
今年4月には、府内初の併設型公立中高一貫校の大阪市立咲くやこの花中学・高校が開学。先月行われた中学校入試には定員80に対し1191人が受験した。
府内のある私学法人幹部は「私立より安い授業料で充実した教育を受けることができるなら、人気が集まるのは当然。公立との受験生争奪は激化していくだろう」と警戒感をあらわにする。
橋下知事は、府立高の学区撤廃や小中学校での学力別クラス編成導入の方針を掲げており、これまで以上に公立校改革に力を入れる構えだ。坪光副会長は「学区が撤廃されれば、公立の超エリート校が誕生することになるかもしれない。私学にとってはさらなる脅威になる」と話している。
■ 私立高入試スタート 兵庫県内41校に3万4千人
( 神戸新聞>社会>記事> 2008年02月09日 12:06 )
太平洋側でも雪がちらついた9日午前、兵庫・大阪・京都三府県の私立高校入試が一斉に始まった。兵庫県では約3万4千人の中学生が挑んだ。大学入試に照準を合わせた「特進コース」では、競争率が十倍を超す学校も目立った。
京阪神の私立高校は、1960年代から統一日程を組んでいる。兵庫県私立中学高等学校連合会によると、この日、県内では生野学園(朝来市)を除く41校の定員1万0048人に対し、3万4千人が受験。1日現在の志願倍率では延べ8校のコースで十倍を超えており、すべて「特進コース」という。
多くの高校は、国語・数学・英語の3教科で試験を実施。連合会は「読解力・思考力・表現力や、基本的な計算能力を試す問題が増えている」としている。
神戸市の灘高校では雪が降る中、午前8時の開門前から受験生が集まり始めた。この日の同市の最低気温は平年より1.2度低い1.3度。受験生らは白い息を吐きながら会場に入っていった。(以下略)
2008年02月03日
センター試験予想平均点文系570点・理系587点/河合塾
■ センター試験予想平均点文系570点・理系587点 /河合塾
( サンデー毎日08年2月10日号 )
センター試験予想平均点(900点満点・+は前年比)は、三大予備校によると次のとおり
文系570(+13)理系587(+23) /河合塾
文系577(+13)理系592(+25) /駿台・ベネッセ
文系569(+14)理系595(+21) /代々木ゼミナール
文系・・・6教科7科目
英語(200点換算)、国語、数学(2科目)、地歴、公民、理科(1科目)
理系・・・5教科7科目
英語(200点換算)、国語、数学(2科目)、地歴または公民、理科(2科目)
以下に、一部情報を追加更新しました。
【サイト内12/16】大学受験 医学部の偏差値・難易度
【サイト内12/14】大学受験 歯学部の偏差値・難易度
【サイト内12/13】大学受験 薬学部の偏差値・難易度
■ 大学入試センター >平成20年度センター試験平均点中間集計
( サンデー毎日08年2月10日号 )
センター試験予想平均点(900点満点・+は前年比)は、三大予備校によると次のとおり
文系570(+13)理系587(+23) /河合塾
文系577(+13)理系592(+25) /駿台・ベネッセ
文系569(+14)理系595(+21) /代々木ゼミナール
文系・・・6教科7科目
英語(200点換算)、国語、数学(2科目)、地歴、公民、理科(1科目)
理系・・・5教科7科目
英語(200点換算)、国語、数学(2科目)、地歴または公民、理科(2科目)
以下に、一部情報を追加更新しました。
【サイト内12/16】大学受験 医学部の偏差値・難易度
【サイト内12/14】大学受験 歯学部の偏差値・難易度
【サイト内12/13】大学受験 薬学部の偏差値・難易度
■ 大学入試センター >
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首都圏で中学入試がピーク
■ 中学受験者 最多に…首都圏では6人に1人
( 読売新聞 2008年2月1日 )
首都圏の私立中学校の入試が1日、ピークを迎えた。少子化で児童数が年々減少する中、今春の受験生は5万人以上にのぼるとみられ、過去最多になる見通しだ。
東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に住む小学6年生の6人に1人が受験する計算で、大手進学塾は「ゆとり教育など、公立中学の教育に不安が強いことの表れ」と分析している。
この日は1都3県の国私立中学計305校のうち、67%にあたる計205校で試験が行われた。大手進学塾「四谷大塚」の試算によると、今春、1都3県で中学を受験する児童は約5万2000人。5年連続の増加で、初めて5万人を突破した。
子供の数は減っているため、全児童に占める受験生の割合(受験率)は20年前の1987年の7・9%から16・9%へと倍増した。大手進学塾「日能研」の分析によると、都内に限ると「3人に1人は受験する」状況になっているという。
中学受験が過熱している背景について、「ゆとり教育」を指摘する関係者は少なくない。受験者数の推移を見ると、公立学校に学校5日制が導入されるなど、「ゆとり教育」が始まった2002年度以降の受験者数の伸びが顕著で、「四谷大塚」の岩崎隆義・中学情報部課長は「大学進学のことを考えて、公立中学の教育に危機感を抱く親が増えた」と話す。
試算では、1人の受験生が併願する学校数も20年前の3・48校から約6校に増加しており、「『何が何でも私立』という受験生も増えている」という。
東京都荒川区の開成中学では午前7時半ごろから、塾関係者ら約150人が見守る中、何種類ものお守りをカバンからぶら下げた受験生らが、保護者らに伴われて続々と到着した。
すでに私立3校を受験、合格したという二男(12)を見送った葛飾区の介護ヘルパーの女性(41)は、「周囲を見ても、公立離れはピークに達している。公立中学も夏休み期間を短くするなどしているが、それでは週6日制の私立に追いつかないと思った」と話していた。
■ 公立中高一貫校の“入試”、5000人が挑戦
( 読売新聞 2008年2月3日 )
東京都内で今春開校する公立の中高一貫校4校で3日午前、入学試験にあたる「適性検査」が行われた。
昨春開校の1校も含む5校には、定員総数の9倍強にあたる計6670人の応募が殺到したため、内申書による一次選抜を3校で実施、この日は5校で約5000人が“12の春”の試練に挑んだ。
私立中学受験が過熱する中、授業料が安い公立校も中高一貫教育に乗り出したことで、中学受験の現場に「新たなブーム」(大手進学塾)が生まれつつあるようだ。
5校の内訳は、都立4校と千代田区立1校。
最も倍率が高かったのは都立小石川中等教育学校(文京区)で、155人の募集枠に1907人が応募、12・23倍の難関となった。
23区初の設置となる千代田区立の九段中等教育学校では、定員160人のうち、区民以外の都民募集枠80人を確保したところ、888人が応募、同枠の倍率は11・1倍に跳ね上がった。
同校のセールスポイントは、予備校講師を招いて土曜日に隔週で行う補習や、オーストラリアへのホームステイなど。計5回開いた学校説明会には、延べ1万人以上が集まった。
都立側も、「理科好き、数学好きを育てる自然科学教育」(小石川)、「論理的な思考力の育成」(桜修館中等教育学校=目黒区)など、それぞれ独自色を打ち出している。都教育庁では「(高倍率は)特色ある教育に対する関心と期待の表れ」と自己分析し、進学塾の市進学院は、「地元の公立中と同じ費用で高いレベルの教育を受けられるからでは」と推測する。
都は2010年度までに一貫校を10校に増やす方針。神奈川県でも09年度に2校、千葉県でも08年度までに2校、埼玉県でも07年度に1校の新設予定がある。
公立の中高一貫校は、1997年の中教審の答申を受け、99年から登場した。現在、高校入試がないタイプの一貫校は全国に46校で、新年度以降、30校以上の開校が予定されている。
これを受け、塾側も一昨年ごろから、公立中受験向けの講座を相次ぎ開設している。大手進学塾の担当者は「公立の参入で中学受験そのものに関心のある人が増え、塾にとってもマーケットが広がった」と語る。
ただ、私立中と違い、制度上は「学力試験」を課すことができないため、適性検査の出題傾向について都は「分析力や表現力を試す記述式が中心」と説明する。
栄光ゼミナールの山中亨・進学指導部課長は「実際に授業が始まり、在校生の様子や大学受験の実績を見なければ、本当の評価は定まらない。今はイメージで人気が高まっているが、(私立中と)どちらがいいかを実績で選ぶ時代が来るだろう」と話している。
【サイト内1/21】近畿の私立中学入試 1/19スタート
【サイト内1/17】首都圏公立中高一貫校“超狭き門”11校で1万数千人受験
【サイト内1/16】私立中高一貫校 相次ぎ高校募集停止
【サイト内1/16】私立中学受験、関西9人に1人・首都圏6人に1人
( 読売新聞 2008年2月1日 )
首都圏の私立中学校の入試が1日、ピークを迎えた。少子化で児童数が年々減少する中、今春の受験生は5万人以上にのぼるとみられ、過去最多になる見通しだ。
東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に住む小学6年生の6人に1人が受験する計算で、大手進学塾は「ゆとり教育など、公立中学の教育に不安が強いことの表れ」と分析している。
この日は1都3県の国私立中学計305校のうち、67%にあたる計205校で試験が行われた。大手進学塾「四谷大塚」の試算によると、今春、1都3県で中学を受験する児童は約5万2000人。5年連続の増加で、初めて5万人を突破した。
子供の数は減っているため、全児童に占める受験生の割合(受験率)は20年前の1987年の7・9%から16・9%へと倍増した。大手進学塾「日能研」の分析によると、都内に限ると「3人に1人は受験する」状況になっているという。
中学受験が過熱している背景について、「ゆとり教育」を指摘する関係者は少なくない。受験者数の推移を見ると、公立学校に学校5日制が導入されるなど、「ゆとり教育」が始まった2002年度以降の受験者数の伸びが顕著で、「四谷大塚」の岩崎隆義・中学情報部課長は「大学進学のことを考えて、公立中学の教育に危機感を抱く親が増えた」と話す。
試算では、1人の受験生が併願する学校数も20年前の3・48校から約6校に増加しており、「『何が何でも私立』という受験生も増えている」という。
東京都荒川区の開成中学では午前7時半ごろから、塾関係者ら約150人が見守る中、何種類ものお守りをカバンからぶら下げた受験生らが、保護者らに伴われて続々と到着した。
すでに私立3校を受験、合格したという二男(12)を見送った葛飾区の介護ヘルパーの女性(41)は、「周囲を見ても、公立離れはピークに達している。公立中学も夏休み期間を短くするなどしているが、それでは週6日制の私立に追いつかないと思った」と話していた。
■ 公立中高一貫校の“入試”、5000人が挑戦
( 読売新聞 2008年2月3日 )
東京都内で今春開校する公立の中高一貫校4校で3日午前、入学試験にあたる「適性検査」が行われた。
昨春開校の1校も含む5校には、定員総数の9倍強にあたる計6670人の応募が殺到したため、内申書による一次選抜を3校で実施、この日は5校で約5000人が“12の春”の試練に挑んだ。
私立中学受験が過熱する中、授業料が安い公立校も中高一貫教育に乗り出したことで、中学受験の現場に「新たなブーム」(大手進学塾)が生まれつつあるようだ。
5校の内訳は、都立4校と千代田区立1校。
最も倍率が高かったのは都立小石川中等教育学校(文京区)で、155人の募集枠に1907人が応募、12・23倍の難関となった。
23区初の設置となる千代田区立の九段中等教育学校では、定員160人のうち、区民以外の都民募集枠80人を確保したところ、888人が応募、同枠の倍率は11・1倍に跳ね上がった。
同校のセールスポイントは、予備校講師を招いて土曜日に隔週で行う補習や、オーストラリアへのホームステイなど。計5回開いた学校説明会には、延べ1万人以上が集まった。
都立側も、「理科好き、数学好きを育てる自然科学教育」(小石川)、「論理的な思考力の育成」(桜修館中等教育学校=目黒区)など、それぞれ独自色を打ち出している。都教育庁では「(高倍率は)特色ある教育に対する関心と期待の表れ」と自己分析し、進学塾の市進学院は、「地元の公立中と同じ費用で高いレベルの教育を受けられるからでは」と推測する。
都は2010年度までに一貫校を10校に増やす方針。神奈川県でも09年度に2校、千葉県でも08年度までに2校、埼玉県でも07年度に1校の新設予定がある。
公立の中高一貫校は、1997年の中教審の答申を受け、99年から登場した。現在、高校入試がないタイプの一貫校は全国に46校で、新年度以降、30校以上の開校が予定されている。
これを受け、塾側も一昨年ごろから、公立中受験向けの講座を相次ぎ開設している。大手進学塾の担当者は「公立の参入で中学受験そのものに関心のある人が増え、塾にとってもマーケットが広がった」と語る。
ただ、私立中と違い、制度上は「学力試験」を課すことができないため、適性検査の出題傾向について都は「分析力や表現力を試す記述式が中心」と説明する。
栄光ゼミナールの山中亨・進学指導部課長は「実際に授業が始まり、在校生の様子や大学受験の実績を見なければ、本当の評価は定まらない。今はイメージで人気が高まっているが、(私立中と)どちらがいいかを実績で選ぶ時代が来るだろう」と話している。
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2008年01月25日
大学入試、推薦・AOも学力テスト/中教審提言
■ 大学入試、推薦・AOも学力テスト・中教審が提言
中央教育審議会は23日開いた会合で、大学の新入生の学力低下が指摘されていることを受け、推薦やAO(アドミッション・オフィス)入試でも学力テストを実施することなどを盛り込んだ提言案をまとめた。広く利用されている大学入試センター試験とは別のテストを新設することも想定している。
推薦やAO入試は、早めに進学先を決めたい学生側と、学生を囲い込みたい大学側の狙いが一致して急速に拡大。現在は大学に入学する人の4割を占める。ただ、ほとんどの場合、学力テストの受験が要らないため、基礎学力の担保が大きな課題になっている。6割の大学が新入生に対し、高校の学習内容を補習しているのが実態だ。
中教審は「大学全入時代で過度の受験競争は緩和された一方、一定の基礎学力の確保が期待しづらくなっている」と指摘。「学力不問」ともいえる入試が拡大していることに懸念が高まっているとして、高校・大学教育の質の向上が必要と強調した。
( 以上 日本経済新聞 日経ネット 2008/01/23 23:06 )
推薦・AO入試の改善策として大学側が(1)学力検査をする(2)センター試験の成績を出願資格や合否判定に使う(3)資格の取得や検定試験の成績を出願資格、合否判定に使う――と提言。高校と大学が協力しての「高大接続テスト(仮称)」も有効だとして研究、協議を求めている。
また、一般入試も含めた改善策としては、大学側が入学者に対して「何をどの程度学んできて欲しいか」を明示することや、高校調査書の「評定平均値」などを出願資格やその目安として、大学側の募集要項に記すことを提案。同時に、調査書の信頼性や精度を高めるために、高校側が教育に資格や検定試験を採り入れるなどして、生徒の評価を多面的・客観的に行うべきだとしている。
( 以上 朝日新聞 asahi.com 2008/01/23 15:32 )
中央教育審議会は23日開いた会合で、大学の新入生の学力低下が指摘されていることを受け、推薦やAO(アドミッション・オフィス)入試でも学力テストを実施することなどを盛り込んだ提言案をまとめた。広く利用されている大学入試センター試験とは別のテストを新設することも想定している。
推薦やAO入試は、早めに進学先を決めたい学生側と、学生を囲い込みたい大学側の狙いが一致して急速に拡大。現在は大学に入学する人の4割を占める。ただ、ほとんどの場合、学力テストの受験が要らないため、基礎学力の担保が大きな課題になっている。6割の大学が新入生に対し、高校の学習内容を補習しているのが実態だ。
中教審は「大学全入時代で過度の受験競争は緩和された一方、一定の基礎学力の確保が期待しづらくなっている」と指摘。「学力不問」ともいえる入試が拡大していることに懸念が高まっているとして、高校・大学教育の質の向上が必要と強調した。
( 以上 日本経済新聞 日経ネット 2008/01/23 23:06 )
推薦・AO入試の改善策として大学側が(1)学力検査をする(2)センター試験の成績を出願資格や合否判定に使う(3)資格の取得や検定試験の成績を出願資格、合否判定に使う――と提言。高校と大学が協力しての「高大接続テスト(仮称)」も有効だとして研究、協議を求めている。
また、一般入試も含めた改善策としては、大学側が入学者に対して「何をどの程度学んできて欲しいか」を明示することや、高校調査書の「評定平均値」などを出願資格やその目安として、大学側の募集要項に記すことを提案。同時に、調査書の信頼性や精度を高めるために、高校側が教育に資格や検定試験を採り入れるなどして、生徒の評価を多面的・客観的に行うべきだとしている。
( 以上 朝日新聞 asahi.com 2008/01/23 15:32 )
タグ:大学
2008年01月24日
大学入試センター試験の自己採点7科目平均点596・2点/河合塾
■ センター試験の自己採点7科目平均点596・2点 /河合塾
( 福井新聞 08年1月24日午前11時00分 参照 )
大学入試センター試験の自己採点集計が23日、福井県内受験生の8割以上が採点データを送った大手予備校河合塾でまとまった。多くの国公立大で必要となる7科目総合(900点満点)の県内受験生の平均点は、昨年の同塾の集計結果を17・1点上回る584・3点で、全国平均を11・9点下回った。
河合塾によると、自己採点集計には全国の39万653人が参加し、7科目総合の平均点は596・2点(昨年577・6点)だった。
英語、数学(2科目)、国語、理科(1科目)、地理歴史、公民の総合得点を示す「6―7文系型」の全国平均は585・4点。英語、数学(2科目)、国語、理科(2科目)、地理歴史または公民の「5―7理系型」は603・9点。
科目ごとでは、数学T・Aの全国平均が68・3点と、昨年を12・0点上回ったのをはじめ、国語、現代社会が10点前後アップ。地理Bも7・8点上がった。一方、生物T、理科総合A、世界史Bは昨年より8―10点下がった。
県内受験生は、倫理、世界史B、数学U・Bなどで全国を下回った。逆に国語、地学Tなどで全国平均を超えた。
河合塾では、理系生徒が多く受験する数学I・Aや地理Bなどの平均点が上がったことから、「理系学科のボーダーは全体で2―3%程度上がる」と予想。文系のボーダーも昨年に比べわずかに上がるとみている。
今回、集計に参加した受験生の動向については、「平均点が上昇した影響で、一般選抜前期日程はやや強気の(志望を高める)傾向。後期日程は、難関大の前期一本化の影響を受けて人気が上がるところもある」と分析している。
■ 得点調整ない見込み=センター試験中間集計
( 時事通信 08年01月23日20時08分 参照 )
大学入試センターは23日、今年のセンター試験の平均点の中間集計を公表した。得点調整の対象となる科目のうち最も差が開いたのは、倫理(68.43点)と現代社会(61.03点)の7.4点で、得点調整は実施されない見通し。
公民と地理歴史(B科目)、理科(理科総合を除く)の3教科では、各科目間で20点以上の得点差が発生し、問題の難易度に基づくと認められた場合、得点調整を実施する。有無は25日に公表の予定。
一方、受験会場のトラブルや試験監督者のミスで26日に再試験を行う英語リスニングでは、対象受験生1148人のうち、194人が再試験を希望したことが分かった。
また、英語リスニング(50点満点)の平均点は29.34点で、前年度の中間集計(32.47)を下回り、過去3回で最低だった。
■ 大学入試センター >平成20年度センター試験平均点中間集計
( 福井新聞 08年1月24日午前11時00分 参照 )
大学入試センター試験の自己採点集計が23日、福井県内受験生の8割以上が採点データを送った大手予備校河合塾でまとまった。多くの国公立大で必要となる7科目総合(900点満点)の県内受験生の平均点は、昨年の同塾の集計結果を17・1点上回る584・3点で、全国平均を11・9点下回った。
河合塾によると、自己採点集計には全国の39万653人が参加し、7科目総合の平均点は596・2点(昨年577・6点)だった。
英語、数学(2科目)、国語、理科(1科目)、地理歴史、公民の総合得点を示す「6―7文系型」の全国平均は585・4点。英語、数学(2科目)、国語、理科(2科目)、地理歴史または公民の「5―7理系型」は603・9点。
科目ごとでは、数学T・Aの全国平均が68・3点と、昨年を12・0点上回ったのをはじめ、国語、現代社会が10点前後アップ。地理Bも7・8点上がった。一方、生物T、理科総合A、世界史Bは昨年より8―10点下がった。
県内受験生は、倫理、世界史B、数学U・Bなどで全国を下回った。逆に国語、地学Tなどで全国平均を超えた。
河合塾では、理系生徒が多く受験する数学I・Aや地理Bなどの平均点が上がったことから、「理系学科のボーダーは全体で2―3%程度上がる」と予想。文系のボーダーも昨年に比べわずかに上がるとみている。
今回、集計に参加した受験生の動向については、「平均点が上昇した影響で、一般選抜前期日程はやや強気の(志望を高める)傾向。後期日程は、難関大の前期一本化の影響を受けて人気が上がるところもある」と分析している。
■ 得点調整ない見込み=センター試験中間集計
( 時事通信 08年01月23日20時08分 参照 )
大学入試センターは23日、今年のセンター試験の平均点の中間集計を公表した。得点調整の対象となる科目のうち最も差が開いたのは、倫理(68.43点)と現代社会(61.03点)の7.4点で、得点調整は実施されない見通し。
公民と地理歴史(B科目)、理科(理科総合を除く)の3教科では、各科目間で20点以上の得点差が発生し、問題の難易度に基づくと認められた場合、得点調整を実施する。有無は25日に公表の予定。
一方、受験会場のトラブルや試験監督者のミスで26日に再試験を行う英語リスニングでは、対象受験生1148人のうち、194人が再試験を希望したことが分かった。
また、英語リスニング(50点満点)の平均点は29.34点で、前年度の中間集計(32.47)を下回り、過去3回で最低だった。
■ 大学入試センター >
タグ:センター試験
2008年01月23日
高校から大学まで1045万円 教育費世帯収入の34%
■ 高校から大学まで1045万円 金融公庫研究所
教育費実態調査 世帯収入の34%
( 埼玉新聞 Web埼玉 2008年1月22日 )
高校入学から大学卒業までにかかる費用は子ども一人当たり約1045万円に上ることが、国民生活金融公庫の研究所がまとめた「教育費負担の実態調査(勤務者世帯)」で分かった。世帯収入に対する在学費用の割合は約34%を占めており、重い教育費負担を抱える家庭の現状が浮き彫りになった。
調査は昨年7月、「国の教育ローン」の利用者1万1029世帯を対象に実施、回答のあった2677世帯(回答率24%)の結果を基に集計した。
一人当たりの入学費用(受験費用、学校納付金などの合計)は、高校が47万7千円、専修・各種学校83万6千円、短大83万7千円、大学が99万1千円だった。
一年間の在学費用(授業料、通学費、教材費、塾・家庭教師の月謝などの合計)は、高校が100万2千円、専修・各種学校147万4千円、短大134万9千円、大学149万3千円となり、世帯の年収(平均約643万8千円)に対する在学費用の割合は平均で34%を占めた。
入学費と在学費を合計すると、高校三年間で348万3千円。大学に四年間通った場合には、さらに696万3千円が加わり、合計で1044万6千円となる。
教育費の捻出(ねんしゅつ)方法(複数回答)としては、「教育費以外の支出を削っている」(59・8%)、「奨学金を受けている」(48・3%)などが多かった。
こうした家庭の厳しい経済事情を踏まえ、同公庫では、高校や大学、専門学校などに入学・在学する子どもがいる保護者を対象に「国の教育ローン」を取り扱っている。融資額は学生・生徒一人につき200万円以内。年利2・5%(固定金利)、返済期間は10年以内。世帯の年間収入が990万円(事業所得者は770万円)以内の家庭に限り利用できる。
教育費実態調査 世帯収入の34%
( 埼玉新聞 Web埼玉 2008年1月22日 )
高校入学から大学卒業までにかかる費用は子ども一人当たり約1045万円に上ることが、国民生活金融公庫の研究所がまとめた「教育費負担の実態調査(勤務者世帯)」で分かった。世帯収入に対する在学費用の割合は約34%を占めており、重い教育費負担を抱える家庭の現状が浮き彫りになった。
調査は昨年7月、「国の教育ローン」の利用者1万1029世帯を対象に実施、回答のあった2677世帯(回答率24%)の結果を基に集計した。
一人当たりの入学費用(受験費用、学校納付金などの合計)は、高校が47万7千円、専修・各種学校83万6千円、短大83万7千円、大学が99万1千円だった。
一年間の在学費用(授業料、通学費、教材費、塾・家庭教師の月謝などの合計)は、高校が100万2千円、専修・各種学校147万4千円、短大134万9千円、大学149万3千円となり、世帯の年収(平均約643万8千円)に対する在学費用の割合は平均で34%を占めた。
入学費と在学費を合計すると、高校三年間で348万3千円。大学に四年間通った場合には、さらに696万3千円が加わり、合計で1044万6千円となる。
教育費の捻出(ねんしゅつ)方法(複数回答)としては、「教育費以外の支出を削っている」(59・8%)、「奨学金を受けている」(48・3%)などが多かった。
こうした家庭の厳しい経済事情を踏まえ、同公庫では、高校や大学、専門学校などに入学・在学する子どもがいる保護者を対象に「国の教育ローン」を取り扱っている。融資額は学生・生徒一人につき200万円以内。年利2・5%(固定金利)、返済期間は10年以内。世帯の年間収入が990万円(事業所得者は770万円)以内の家庭に限り利用できる。
タグ:教育費
2008年01月21日
近畿の私立中学入試 1/19スタート
■ 公・私の戦い、近畿の中学入試スタート
( 読売新聞 YOMIURI ONLINE >関西発 2008年1月19日 )
近畿の私立中学の入学試験が19日、一斉に始まった。小学生の受験熱は相変わらず高く、今年も昨年と同様に9人に1程度が受験するとみられる。一方、近年増加している公立の中高一貫校も関心を集め、新設の一貫校である大阪市立咲くやこの花中学(此花区)の志願倍率は15倍に近い。少子化が進むなか、中学入試の受験生争奪戦は〈私立対公立〉の様相も見せ始めた。
【一斉解禁】
近畿2府4県の私立中学は、2006年度から入試の統一解禁日を設定している。受験生を分散させて共存共栄を図るためだ。
19日は計143校中、122校が入試を行った。
大手進学塾の日能研関西本部によると、07年度、京阪神の小学6年生約16万2850人のうち、11・4%の約1万8620人が私立を受験した。受験率はここ数年増え続けており、08年度も微増しそうという。
ただ受験生の数が減り、志願倍率は低下気味だ。
各府県の私立中学校高校連合会によると、大阪が07年度の1・7倍から1・6倍へ、京都が3・2倍から2・9倍へと下がった。兵庫は募集定員を減らしたこともあり、2・7倍から2・9倍となった。最大の要因は少子化だが、公立中高一貫校の影響を指摘する声もある。「私学志願者の一部が流れた」(私学関係者)というわけだ。
【公立の逆襲】
中学受験熱の背景には学力低下問題に端を発した公立校への不信があった。公立中高一貫校には、こうした評判を一掃する役割も期待されている。
今年4月、開校する咲くやこの花中学には、昨秋の学校説明会に約4500人が詰めかけた。入試は今月26、27日。定員80人に対し1191人が出願し、14・9倍の狭き門だ。
近畿では公立中高一貫校03年以来、徐々に増え、08年4月で14校となる。私立に比べ割安な授業料と、一般の公立中学8倍となる京都市立西京高付属中学(中京区)のように、倍率が5倍を超える学校も多い。
中高一貫教育は多くの私学で受験生側に対する最大のアピールポイントだったが、公立がくさびを打ち込んだ形で、私学関係者からは「私立同士の競争が厳しいのに公立に参入されると経営はさらに苦しくなる」と悲鳴に近い声も漏れる。
【「中高大」一貫】
防戦に回った私立中学側が力を注ぐのは、大学との連携だ。昨春から大学付属の中高一貫校となった京都産業大付属(旧京都成安、京都市上京区)も06年度の0・7倍から07年度は10・5倍に大幅アップ、08年8・1倍だ。
08年度から立命館大と提携し、入試なしで進学できるコースを新設する育英西中学(奈良市)も学校説明会の参加者が倍増。昆布孝子校長は「大学との提携は、厳しい受験を何度もさせたくない保護者にアピールできる」と強調。昨春から関西学院大と提携し、「関学コース」を設けた帝塚山学院中学(大阪市住吉区)も多くの志願者を集めた。
日能研関西本部は「公立一貫校は従来、中学受験に関心がなかった層も引きつけている。首都圏の塾では公立一貫校に特化した講座が開かれている。関西でも公立と私立の競争がさらに激化するだろう」と話す。
【公立中高一貫校】
1999年の学校教育法の改正に伴い、設置が認められた。初年度の同年4月は全国で2校だけだったが、少子化の中、魅力ある学校づくりを目指して開設が相次ぎ、07年度は72校に増えた。私立と国立を含めると179校にのぼる。
( 読売新聞 YOMIURI ONLINE >関西発 2008年1月19日 )
近畿の私立中学の入学試験が19日、一斉に始まった。小学生の受験熱は相変わらず高く、今年も昨年と同様に9人に1程度が受験するとみられる。一方、近年増加している公立の中高一貫校も関心を集め、新設の一貫校である大阪市立咲くやこの花中学(此花区)の志願倍率は15倍に近い。少子化が進むなか、中学入試の受験生争奪戦は〈私立対公立〉の様相も見せ始めた。
【一斉解禁】
近畿2府4県の私立中学は、2006年度から入試の統一解禁日を設定している。受験生を分散させて共存共栄を図るためだ。
19日は計143校中、122校が入試を行った。
大手進学塾の日能研関西本部によると、07年度、京阪神の小学6年生約16万2850人のうち、11・4%の約1万8620人が私立を受験した。受験率はここ数年増え続けており、08年度も微増しそうという。
ただ受験生の数が減り、志願倍率は低下気味だ。
各府県の私立中学校高校連合会によると、大阪が07年度の1・7倍から1・6倍へ、京都が3・2倍から2・9倍へと下がった。兵庫は募集定員を減らしたこともあり、2・7倍から2・9倍となった。最大の要因は少子化だが、公立中高一貫校の影響を指摘する声もある。「私学志願者の一部が流れた」(私学関係者)というわけだ。
【公立の逆襲】
中学受験熱の背景には学力低下問題に端を発した公立校への不信があった。公立中高一貫校には、こうした評判を一掃する役割も期待されている。
今年4月、開校する咲くやこの花中学には、昨秋の学校説明会に約4500人が詰めかけた。入試は今月26、27日。定員80人に対し1191人が出願し、14・9倍の狭き門だ。
近畿では公立中高一貫校03年以来、徐々に増え、08年4月で14校となる。私立に比べ割安な授業料と、一般の公立中学8倍となる京都市立西京高付属中学(中京区)のように、倍率が5倍を超える学校も多い。
中高一貫教育は多くの私学で受験生側に対する最大のアピールポイントだったが、公立がくさびを打ち込んだ形で、私学関係者からは「私立同士の競争が厳しいのに公立に参入されると経営はさらに苦しくなる」と悲鳴に近い声も漏れる。
【「中高大」一貫】
防戦に回った私立中学側が力を注ぐのは、大学との連携だ。昨春から大学付属の中高一貫校となった京都産業大付属(旧京都成安、京都市上京区)も06年度の0・7倍から07年度は10・5倍に大幅アップ、08年8・1倍だ。
08年度から立命館大と提携し、入試なしで進学できるコースを新設する育英西中学(奈良市)も学校説明会の参加者が倍増。昆布孝子校長は「大学との提携は、厳しい受験を何度もさせたくない保護者にアピールできる」と強調。昨春から関西学院大と提携し、「関学コース」を設けた帝塚山学院中学(大阪市住吉区)も多くの志願者を集めた。
日能研関西本部は「公立一貫校は従来、中学受験に関心がなかった層も引きつけている。首都圏の塾では公立一貫校に特化した講座が開かれている。関西でも公立と私立の競争がさらに激化するだろう」と話す。
【公立中高一貫校】
1999年の学校教育法の改正に伴い、設置が認められた。初年度の同年4月は全国で2校だけだったが、少子化の中、魅力ある学校づくりを目指して開設が相次ぎ、07年度は72校に増えた。私立と国立を含めると179校にのぼる。
2008年01月17日
首都圏公立中高一貫校“超狭き門” 11校で1万数千人受験
■ 首都圏公立中高一貫校“超狭き門” 11校で1万数千人受験
( 読売新聞 YOMIURI ONLINE 2008年1月16日15時2分 )
今月下旬から本格化する中学受験で、首都圏の公立中高一貫校の志願者が爆発的に増えそうだ。
私立に比べ割安な授業料と、一般の公立中学よりもカリキュラムが充実していることへの期待感が背景にある。新設の一貫校である県立千葉中学では倍率が27倍に上るなど、受験生にとっては“超狭き門”で、専門のコースを設ける進学塾も登場するなど、公立一貫校人気は過熱気味となっている。
今年4月に東京・武蔵野市に開校する都立武蔵高校付属中学。昨年12月の学校説明会には、保護者が2400人以上も詰めかけ、「志願書に、どんな書類を添える必要があるのか」などという質問が相次いだ。
本番の入試は来月3日。同校では、120人の定員に2000人以上が受験すると見込む。国語・数学・英語の3教科の授業は、常に20人単位で行うといったカリキュラムのきめ細かさが人気の理由で、保坂充人副校長は「こまめな指導で、国公立大の進学実績を上げられる」と力説する。
同じく今春開校する県立千葉中学が、昨年12月16日に実施した入試の1次検査には、80人の定員に2142人が受験した。同校は、県内屈指の進学校・千葉高に無試験で進学できることが売り物。村山元信・同高校長は「千葉高の教師が中学でも授業をする点が評価された」と受けとめる。
昨春開校のさいたま市立浦和中学(定員80人)でも今月19日の1次選抜に1191人が願書を提出、倍率は15倍に上る。
首都圏の公立一貫校は、埼玉県で2003年度に埼玉県立伊奈学園中学が開校したのをきっかけに、05年度には都立白鴎高校付属中学が誕生、06年度には都立3校と千代田区立の計4校が創設されるなど、今春開校の3校も含めると東京、千葉、埼玉で11校になる。
この11校の推定受験者数は1万数千人。初年度の学費が100万円を超えることもある私立中に比べると、費用が15万〜30万円で済むことや、09年度には神奈川県でも2校開校され、10年度に都立がさらに4校増えることから、首都圏の志望者は今後も増えるとみられる。
公立一貫校の入試に力を入れる塾も登場しており、04年秋から中300人の小学6年生が、一貫校入試に必要な文章表現力を磨くなどの対策に取り組んでいる。
大手進学塾「栄光ゼミナール」の山中亨・進学指導部課長は「私立中を受験させない家庭でも、ある程度の準備をして公立一貫校の受験に臨んでいる。今後もこの分野での受験は厳しくなる」と予測している。
【参考 サイト内リンク】 → 私立中学受験、首都圏6人に1人
( 読売新聞 YOMIURI ONLINE 2008年1月16日15時2分 )
今月下旬から本格化する中学受験で、首都圏の公立中高一貫校の志願者が爆発的に増えそうだ。
私立に比べ割安な授業料と、一般の公立中学よりもカリキュラムが充実していることへの期待感が背景にある。新設の一貫校である県立千葉中学では倍率が27倍に上るなど、受験生にとっては“超狭き門”で、専門のコースを設ける進学塾も登場するなど、公立一貫校人気は過熱気味となっている。
今年4月に東京・武蔵野市に開校する都立武蔵高校付属中学。昨年12月の学校説明会には、保護者が2400人以上も詰めかけ、「志願書に、どんな書類を添える必要があるのか」などという質問が相次いだ。
本番の入試は来月3日。同校では、120人の定員に2000人以上が受験すると見込む。国語・数学・英語の3教科の授業は、常に20人単位で行うといったカリキュラムのきめ細かさが人気の理由で、保坂充人副校長は「こまめな指導で、国公立大の進学実績を上げられる」と力説する。
同じく今春開校する県立千葉中学が、昨年12月16日に実施した入試の1次検査には、80人の定員に2142人が受験した。同校は、県内屈指の進学校・千葉高に無試験で進学できることが売り物。村山元信・同高校長は「千葉高の教師が中学でも授業をする点が評価された」と受けとめる。
昨春開校のさいたま市立浦和中学(定員80人)でも今月19日の1次選抜に1191人が願書を提出、倍率は15倍に上る。
首都圏の公立一貫校は、埼玉県で2003年度に埼玉県立伊奈学園中学が開校したのをきっかけに、05年度には都立白鴎高校付属中学が誕生、06年度には都立3校と千代田区立の計4校が創設されるなど、今春開校の3校も含めると東京、千葉、埼玉で11校になる。
この11校の推定受験者数は1万数千人。初年度の学費が100万円を超えることもある私立中に比べると、費用が15万〜30万円で済むことや、09年度には神奈川県でも2校開校され、10年度に都立がさらに4校増えることから、首都圏の志望者は今後も増えるとみられる。
公立一貫校の入試に力を入れる塾も登場しており、04年秋から中300人の小学6年生が、一貫校入試に必要な文章表現力を磨くなどの対策に取り組んでいる。
大手進学塾「栄光ゼミナール」の山中亨・進学指導部課長は「私立中を受験させない家庭でも、ある程度の準備をして公立一貫校の受験に臨んでいる。今後もこの分野での受験は厳しくなる」と予測している。
【参考 サイト内リンク】 → 私立中学受験、首都圏6人に1人
2008年01月16日
私立中高一貫校 相次ぎ高校募集停止
■ 私立中高一貫校 相次ぎ高校募集停止
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >社会 >その他・話題)
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >関西 >ニュース)
高校からの募集をやめる私立の中高一貫校が大都市圏で相次いでいる。少子化により学校間の競争が激しくなる中、早い段階に囲い込んで6年一貫教育で進学実績を伸ばしたいという思惑や、中高一貫組と高校からの入学組とでは授業の進度に差があり、補習などの「二度手間」を嫌う風潮もある。公立中からは「優秀な子が私立に流れてしまう」との嘆きも聞こえる。(以下、一部編集)
【東京・首都圏】
大妻中野(東京都中野区)は08年2月の入試から高校募集を停止する。かつては高校だけだったが、「少子化が進み、早く募集しないとやっていけない」と95年から中学募集を始め、中学からの割合を増やしてきた。校長は「公立にも一貫校が生まれ、一貫教育のよさが広く認められてきている。首都圏での中学受験ブームも追い風になった」と話す。
高校募集をしない学校は「完全中高一貫校」とも呼ばれる。首都圏に約300校ある中高一貫校のうち70校ほどある。
日能研グループのNTS教育研究所によると、ここ数年、中堅進学校が完全中高一貫校化。中学から優秀な人材を集めることで、公立高校の「滑り止め」から脱皮する狙いがあるとみている。
この傾向は募集定員にも表れている。03年度以降のデータが完全にある東京都と神奈川、千葉の両県でみると、少子化傾向にもかかわらず中学では1000人ほど増えたのに対し、高校(全日制)は7000人以上減った。
数が多く、「生き残り」がより厳しい女子校で特に目立つ。
数年前まで定員割れが続いていた横浜富士見丘学園(横浜市)は「高校から女子校を選ぶ子は少ない」と分析、今年度から中高を完全に一体化した中等教育学校となった。校長は「中学で思うように集まらなくても高校があるという甘い思いは断ち切り、カリキュラムも一新した。これで失敗したらあとはない」と背水の陣で臨む。
高校入学組と6年一貫組を同時に抱えると非効率という面もある。
09年度から募集を停止する中村(東京都江東区)では英語と数学の授業が別だ。「二つカリキュラムがあると指導力が分散してしまう」と校長。今後は、高2までは受験科目にとらわれず幅広い教養を身につけさせたいという。
□ 高校募集を停止した主な一貫校(首都圏 日能研などの調べ)
04年度 品川女子学院(東京)
06年度 共立女子(東京)・浦和明の星女子(埼玉)・秀明(埼玉)
07年度 吉祥女子(東京)・頴明館(東京)
08年度 大妻女子(東京)・横浜富士見丘学園(神奈川)・横浜英知女学院(神奈川)
【名古屋】
首都圏ばかりではない。名古屋市の愛知淑徳学園は05年度から高校の定員を減らし、09年度から0に。やはり名古屋にある南山男子部や金城学院は、すでに募集を止めている。
しかし、募集停止には問題もある。
09年度から計画している愛知淑徳学園(名古屋市)では、似たような境遇の生徒ばかりがずっと一緒にいることで、社会性が欠如することを心配する声も上がったという。
【大阪・関西】
創立120年の伝統校、親和女子(神戸市)は06年春の入試から高校の募集をやめた。それまで45人を上限に高校から入学させて各クラスに振り分けていたが、中学から入学した生徒に追いつくよう放課後の補習をしなければならなかった。補習に出れば部活動に出にくく、ほかの生徒ともうち解けにくい。校長は「以前から補習が負担になっていた。6年を通した教育こそアピールすべきだと判断した」と説明する。
「完全中高一貫校」は、関西2府4県の141校の1割以上にあたる17校が該当する。中学受験が盛んな兵庫県では約3分の1の10校。
大阪府の高槻(高槻市)も04年春から高校からの募集をやめた。入試担当者は「公立にも中高一貫校が増えて良さが広く認められるようになり、ニーズの高さを感じる」と言う。京都府では洛星(京都市)が05年度に募集を停止した。
□ 近畿の私立中高一貫校と高校で募集をしない一貫校
大阪61-4 /兵庫35-10 /京都24-1 /和歌山6-0 /奈良10-2 /滋賀5-0
合計 141-17(校数には中等教育学校を含む)
【サイト内リンク】 → 私立中学受験、関西9人に1人・首都圏6人に1人
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(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >社会 >その他・話題)
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >関西 >ニュース)
高校からの募集をやめる私立の中高一貫校が大都市圏で相次いでいる。少子化により学校間の競争が激しくなる中、早い段階に囲い込んで6年一貫教育で進学実績を伸ばしたいという思惑や、中高一貫組と高校からの入学組とでは授業の進度に差があり、補習などの「二度手間」を嫌う風潮もある。公立中からは「優秀な子が私立に流れてしまう」との嘆きも聞こえる。(以下、一部編集)
【東京・首都圏】
大妻中野(東京都中野区)は08年2月の入試から高校募集を停止する。かつては高校だけだったが、「少子化が進み、早く募集しないとやっていけない」と95年から中学募集を始め、中学からの割合を増やしてきた。校長は「公立にも一貫校が生まれ、一貫教育のよさが広く認められてきている。首都圏での中学受験ブームも追い風になった」と話す。
高校募集をしない学校は「完全中高一貫校」とも呼ばれる。首都圏に約300校ある中高一貫校のうち70校ほどある。
日能研グループのNTS教育研究所によると、ここ数年、中堅進学校が完全中高一貫校化。中学から優秀な人材を集めることで、公立高校の「滑り止め」から脱皮する狙いがあるとみている。
この傾向は募集定員にも表れている。03年度以降のデータが完全にある東京都と神奈川、千葉の両県でみると、少子化傾向にもかかわらず中学では1000人ほど増えたのに対し、高校(全日制)は7000人以上減った。
数が多く、「生き残り」がより厳しい女子校で特に目立つ。
数年前まで定員割れが続いていた横浜富士見丘学園(横浜市)は「高校から女子校を選ぶ子は少ない」と分析、今年度から中高を完全に一体化した中等教育学校となった。校長は「中学で思うように集まらなくても高校があるという甘い思いは断ち切り、カリキュラムも一新した。これで失敗したらあとはない」と背水の陣で臨む。
高校入学組と6年一貫組を同時に抱えると非効率という面もある。
09年度から募集を停止する中村(東京都江東区)では英語と数学の授業が別だ。「二つカリキュラムがあると指導力が分散してしまう」と校長。今後は、高2までは受験科目にとらわれず幅広い教養を身につけさせたいという。
□ 高校募集を停止した主な一貫校(首都圏 日能研などの調べ)
04年度 品川女子学院(東京)
06年度 共立女子(東京)・浦和明の星女子(埼玉)・秀明(埼玉)
07年度 吉祥女子(東京)・頴明館(東京)
08年度 大妻女子(東京)・横浜富士見丘学園(神奈川)・横浜英知女学院(神奈川)
【名古屋】
首都圏ばかりではない。名古屋市の愛知淑徳学園は05年度から高校の定員を減らし、09年度から0に。やはり名古屋にある南山男子部や金城学院は、すでに募集を止めている。
しかし、募集停止には問題もある。
09年度から計画している愛知淑徳学園(名古屋市)では、似たような境遇の生徒ばかりがずっと一緒にいることで、社会性が欠如することを心配する声も上がったという。
【大阪・関西】
創立120年の伝統校、親和女子(神戸市)は06年春の入試から高校の募集をやめた。それまで45人を上限に高校から入学させて各クラスに振り分けていたが、中学から入学した生徒に追いつくよう放課後の補習をしなければならなかった。補習に出れば部活動に出にくく、ほかの生徒ともうち解けにくい。校長は「以前から補習が負担になっていた。6年を通した教育こそアピールすべきだと判断した」と説明する。
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大阪府の高槻(高槻市)も04年春から高校からの募集をやめた。入試担当者は「公立にも中高一貫校が増えて良さが広く認められるようになり、ニーズの高さを感じる」と言う。京都府では洛星(京都市)が05年度に募集を停止した。
□ 近畿の私立中高一貫校と高校で募集をしない一貫校
大阪61-4 /兵庫35-10 /京都24-1 /和歌山6-0 /奈良10-2 /滋賀5-0
合計 141-17(校数には中等教育学校を含む)
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私立中学受験、関西9人に1人・首都圏6人に1人
■ 私立中学受験、関西9人に1人(入試1/19〜)
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >関西 >ニュース)
関西の私立中入試は19日にスタートする。このうち、大阪、京都、兵庫の3府県では、小学6年生の9人に1人が受ける見通しで、受験率は昨春並みとなりそうだ。
大手学習塾「日能研」によると、07年度の入試は京阪神の小6の約16万3千人のうち、11.4%にあたる1万9千人が私立を受験。08年春の卒業生は減るが、ほぼ同じ割合で受ける見通しという。
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■ 私立中学受験、首都圏6人に1人
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >社会 >その他・話題)
東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県での今春の中学入試は、小学6年生の6人に1人が受ける見通しで、受験率は過去最高だった今年度を若干上回りそうだ。
大手塾「四谷大塚」の推計によると、今年度は首都圏の小6約30万7000人の16.9%にあたる5万2000人が私立・国立中を受験。08年度は、模擬試験への参加状況などからみて5万2500人になると予測。小6の総数は約29万6000人に減るため、受験率は17.7%に上昇する。
県立千葉高の併設校として県立千葉中が開設されるなど公立の一貫校も増えており、公立もあわせると受験者数は6万を超えるとの見方もある。
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >関西 >ニュース)
関西の私立中入試は19日にスタートする。このうち、大阪、京都、兵庫の3府県では、小学6年生の9人に1人が受ける見通しで、受験率は昨春並みとなりそうだ。
大手学習塾「日能研」によると、07年度の入試は京阪神の小6の約16万3千人のうち、11.4%にあたる1万9千人が私立を受験。08年春の卒業生は減るが、ほぼ同じ割合で受ける見通しという。
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■ 私立中学受験、首都圏6人に1人
(朝日新聞 2008年01月15日 asahi.com >社会 >その他・話題)
東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県での今春の中学入試は、小学6年生の6人に1人が受ける見通しで、受験率は過去最高だった今年度を若干上回りそうだ。
大手塾「四谷大塚」の推計によると、今年度は首都圏の小6約30万7000人の16.9%にあたる5万2000人が私立・国立中を受験。08年度は、模擬試験への参加状況などからみて5万2500人になると予測。小6の総数は約29万6000人に減るため、受験率は17.7%に上昇する。
県立千葉高の併設校として県立千葉中が開設されるなど公立の一貫校も増えており、公立もあわせると受験者数は6万を超えるとの見方もある。
タグ:中学受験
2008年01月09日
「スポーツ学」沸騰 30以上の大学、設置・予定
■ 大学でスポーツ学が人気 健康志向やスポーツ産業成長で
(朝日新聞 2008年01月09日 asahi.com >関西 >スポーツ )
健康志向の高まりやスポーツ産業の広がりを反映して、専攻に「スポーツ学」を採り入れる大学が相次いでいる。主に競技選手や体育教員を養成する従来の「体育学部」とは異なり、スポーツ団体の経営者やスポーツ・インストラクターの養成なども目的。03年からの5年間でスポーツ学と銘打った学部・学科が20校以上でできており、今春以降も10校近くが開設を目指す。(中略)
昨年11月23日、大津市のびわこ成蹊スポーツ大学で、ゼミの一環として周辺の幼児や小学校低学年児童を招いた体育教室が開かれた。(中略) 校名に「スポーツ」を入れた同大が開校したのは03年4月。大学関係者の間では、この年が大学スポーツ学の黎明(れいめい)の年と言われる。同年4月、早稲田大学がスポーツ科学部を開設し、初年度の入試競争倍率がいきなり7.8倍の高倍率を記録。この6年間の平均でも7.8倍を維持する。「少子化の時代にこの高倍率は特異。早稲田の成功が新学部・学科の設置に拍車をかけた」と、他大学関係者は口をそろえる。
昨年4月、産業社会学部にスポーツ社会専攻を新設した立命館大。スポーツによる地域おこしや、プロスポーツチームの運営・経営などに携わる人材の育成などを目指し、社会学の要素も盛り込む。障害者スポーツのイベントを手伝ったり、サッカーJリーグのサポーターの動向を調査したりと、授業にフィールドワークを積極的に採り入れる。
一方、08年4月にスポーツ健康科学部をつくる同志社大は立命館の路線とは異なり、生涯スポーツのインストラクター育成など「健康」をテーマに据える。現在、京田辺キャンパス(京都府)に総工費約5億円をかけて専用の研究棟を建設中で、昨年7月の説明会には約千人が参加した。(中略)
就職先となるスポーツ関連産業も「スポーツ学」を学んだ学生が増えることを歓迎する。
全国に200以上の直営フィットネスクラブを展開する「コナミスポーツ&ライフ」(東京)の採用担当者は「競争が激しいフィットネス業界にあって、質の高い指導者を確保できるかが死活問題」と説明、総合的なスポーツ知識を学んだ学生の採用を強く望む。 (以下略)
□ スポーツ学の学部や学科を設置・予定する主な私立大学
(設置年度、大学名、学部・学科のキャンパス所在都道府県名)
【03年度】早稲田(埼玉)、びわこ成蹊スポーツ(滋賀)
【04年度】九州保健福祉(宮崎)、東海(神奈川)、福山平成(広島)
【05年度】東洋(埼玉)、大東文化(埼玉)、新潟経営(新潟)、新潟医療福祉(新潟)、吉備国際(岡山)、静岡産業(静岡)、名桜(沖縄)
【06年度】流通経済(茨城)、金沢学院(石川)、岐阜経済(岐阜)、大阪体育(大阪)、九州共立(福岡)
【07年度】仙台(宮城)、立命館(京都)、金沢星稜(石川)、松本(長野)、上武(群馬)、帝京(東京)、東亜(山口)
【08年度】桐蔭横浜(神奈川)、大阪電気通信(大阪)、大阪産業(大阪)、神戸親和女子(兵庫)、同志社(京都)、聖カタリナ(愛媛)、立教(埼玉)
【09年度】法政(東京)
(朝日新聞 2008年01月09日 asahi.com >関西 >スポーツ )
健康志向の高まりやスポーツ産業の広がりを反映して、専攻に「スポーツ学」を採り入れる大学が相次いでいる。主に競技選手や体育教員を養成する従来の「体育学部」とは異なり、スポーツ団体の経営者やスポーツ・インストラクターの養成なども目的。03年からの5年間でスポーツ学と銘打った学部・学科が20校以上でできており、今春以降も10校近くが開設を目指す。(中略)
昨年11月23日、大津市のびわこ成蹊スポーツ大学で、ゼミの一環として周辺の幼児や小学校低学年児童を招いた体育教室が開かれた。(中略) 校名に「スポーツ」を入れた同大が開校したのは03年4月。大学関係者の間では、この年が大学スポーツ学の黎明(れいめい)の年と言われる。同年4月、早稲田大学がスポーツ科学部を開設し、初年度の入試競争倍率がいきなり7.8倍の高倍率を記録。この6年間の平均でも7.8倍を維持する。「少子化の時代にこの高倍率は特異。早稲田の成功が新学部・学科の設置に拍車をかけた」と、他大学関係者は口をそろえる。
昨年4月、産業社会学部にスポーツ社会専攻を新設した立命館大。スポーツによる地域おこしや、プロスポーツチームの運営・経営などに携わる人材の育成などを目指し、社会学の要素も盛り込む。障害者スポーツのイベントを手伝ったり、サッカーJリーグのサポーターの動向を調査したりと、授業にフィールドワークを積極的に採り入れる。
一方、08年4月にスポーツ健康科学部をつくる同志社大は立命館の路線とは異なり、生涯スポーツのインストラクター育成など「健康」をテーマに据える。現在、京田辺キャンパス(京都府)に総工費約5億円をかけて専用の研究棟を建設中で、昨年7月の説明会には約千人が参加した。(中略)
就職先となるスポーツ関連産業も「スポーツ学」を学んだ学生が増えることを歓迎する。
全国に200以上の直営フィットネスクラブを展開する「コナミスポーツ&ライフ」(東京)の採用担当者は「競争が激しいフィットネス業界にあって、質の高い指導者を確保できるかが死活問題」と説明、総合的なスポーツ知識を学んだ学生の採用を強く望む。 (以下略)
□ スポーツ学の学部や学科を設置・予定する主な私立大学
(設置年度、大学名、学部・学科のキャンパス所在都道府県名)
【03年度】早稲田(埼玉)、びわこ成蹊スポーツ(滋賀)
【04年度】九州保健福祉(宮崎)、東海(神奈川)、福山平成(広島)
【05年度】東洋(埼玉)、大東文化(埼玉)、新潟経営(新潟)、新潟医療福祉(新潟)、吉備国際(岡山)、静岡産業(静岡)、名桜(沖縄)
【06年度】流通経済(茨城)、金沢学院(石川)、岐阜経済(岐阜)、大阪体育(大阪)、九州共立(福岡)
【07年度】仙台(宮城)、立命館(京都)、金沢星稜(石川)、松本(長野)、上武(群馬)、帝京(東京)、東亜(山口)
【08年度】桐蔭横浜(神奈川)、大阪電気通信(大阪)、大阪産業(大阪)、神戸親和女子(兵庫)、同志社(京都)、聖カタリナ(愛媛)、立教(埼玉)
【09年度】法政(東京)
2007年12月09日
大阪・京都・兵庫、私立高の2割に「関関同立」入学枠
■ 関西3府県、私立高の2割に「関関同立」入学枠が存在
( 朝日新聞 asahi.com 2007年12月08日 )
「関関同立」と呼ばれる関西の有力4私大へ一定数の入学枠をもつ全日制私立高校が、京都、大阪、兵庫の3府県で08年度には全体の約2割にあたる36校になることがわかった。数年前までは、まとまった入学枠をもつのは、大学の系列高校(付属校)の10校ほどだった。しかし最近は、少子化を背景に、系列でなかった大学と高校が急速に関係を深めている。
最近の入学枠確保は主に3通りある。一つは、高校を運営する学校法人を大学が吸収合併するなどし、系列化する方法。すべて、または多くの卒業生がその大学へ進める。二つ目は、特定の大学への進学を保証するコース(クラス)を高校につくるやり方。三つ目は、大学と高校が協定を結び、5人程度〜数十人の入学枠を設ける手法。大学が高校に推薦枠を与える「指定校推薦」も前からあるが、人数は数人が多い。
系列化、コース、協定のいずれかの入学枠がある私立高について、関関同立の4私大に取材したところ、京都、大阪、兵庫の3府県で、以下のとおり(開校時からの系列校、08年度からの分も含む)。
□ 関西大13校・・・[系列]関西大北陽(現北陽)・関西大第一、[協定]大阪桐蔭・摂陵・上宮・上宮太子・京都光華など11校、
□ 関西学院大6校・・・[系列]啓明学院(旧啓明女学院)・関西学院高等部、[コース]帝塚山学院・清教学園・三田学園、[協定]千里国際学園、
□ 同志社大4校・・・[系列]同志社・同志社香里・同志社女子・同志社国際、
□ 立命館大17校・・・[系列]立命館宇治(旧宇治)・立命館、[コース]平安女学院、[協定]洛南・清風・大谷・花園・東山・京都成章・桃山学院・上宮・関西大倉・千里国際学園・滝川・ノートルダム女学院・聖母学院・大阪桐蔭
複数の大学と提携する高校もあり、実質は36校で、3府県の全日制私立高186校の19%を占めた。
府県別では大阪17校(95校中)、京都14校(39校中)、兵庫5校(52校中)。京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大の「産近甲龍」を加えると計43校になった。
関関同立との協定は関西以外の私立高にも広がり、同志社大は北陸学院(金沢市)などと、立命館大は星稜(同)、明徳義塾(高知県須崎市)、広島城北(広島市)などと結んでいる。
こうした動きが本格化したのはこの数年だ。少子化で、入学者を確実におさえたい大学と、有力大のブランド力で受験生を増やしたい高校の思いが一致した。
関関同立に限ると、系列化は立命館大が90年代半ばから本腰を入れ、00年代になって関学大や関大が続いた。コースは、関学大が今年度に3高校に設置したのが最も早い。協定は、立命館大と関大が06年度から始めた。
大阪市東淀川区の私立北陽高校は来春、「関西大学北陽高校」に生まれ変わり、1学年280人のうち160人は原則、関大への進学が保証される。野球やサッカーの強豪校だが、89年度に約1850人いた生徒は減り続け、今年度は約610人。ここ数年は定員割れが目立っていた。
昨夏、関大に系列化を持ちかけて実現した。柴田洸一郎事務局長は「今後は進学にもスポーツにも強い学校として訴えていける」と喜ぶ。
大阪市住吉区の帝塚山学院高校は今春、1年生に「関学クラス」が二つできた。すると、学校説明会の参加者が従来の3倍に増えた。中1にも関学クラスを設けており、同学院中学高校の山本三郎校長は「中高ともに学力も志願者数も目に見えて上がってきた。大学ブランドの威力は期待以上だ」と話す。
大学の動きも盛んだ。
立命館大は今春、「新付属校設置準備室」を設けた。担当者は「優秀な人材を中学や高校の時からじっくり育てられるのがいい」という。
■ 関西私大と中高の系列化広がる
( 朝日新聞 asahi.com 2007年03月06日 )
龍谷大(京都市伏見区)は6日、平安中学・高校(同市下京区)を08年4月から付属校にすると発表した。同高校にある3コースすべてで学力などの基準を満たせば龍谷大に進学できるようになる。
龍谷大、平安中高とも浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の宗門校で、95年から教育プログラムの共同開発などで連携を進めてきた。同大学への入学枠は従来の2倍以上になり、同大学は「一貫教育を通じて、龍大の中核となる学生を育てたい」としている。
他の私大でも、自前で優れた人材を育てようと、既存の中高を系列化したり、連携を強めたりする動きが広がっている。中高側も生徒をスムーズに進学させられる利点がある。
2月26日には、学校法人立命館(同市中京区)と同平安女学院(同市上京区)も連携強化の覚書を交わした。平安女学院高に「立命館大学・立命館アジア太平洋大学進学コース」を2クラス作り、特別推薦入学枠を設ける。平安女学院中・高校長に立命館大教授を派遣する。平安女学院は「立命館の知名度を生かし、高校の入学希望者の安定した確保も期待できる」としている。
このほか、関西学院大(兵庫県西宮市)は昨年、三田学園(同県三田市)など私立中高3校と提携。07年度から各校に「関学クラス」を設ける。京都成安中・高校(京都市上京区)は4月から、京都産業大(同市北区)の付属校になる。
( 朝日新聞 asahi.com 2007年12月08日 )
「関関同立」と呼ばれる関西の有力4私大へ一定数の入学枠をもつ全日制私立高校が、京都、大阪、兵庫の3府県で08年度には全体の約2割にあたる36校になることがわかった。数年前までは、まとまった入学枠をもつのは、大学の系列高校(付属校)の10校ほどだった。しかし最近は、少子化を背景に、系列でなかった大学と高校が急速に関係を深めている。
最近の入学枠確保は主に3通りある。一つは、高校を運営する学校法人を大学が吸収合併するなどし、系列化する方法。すべて、または多くの卒業生がその大学へ進める。二つ目は、特定の大学への進学を保証するコース(クラス)を高校につくるやり方。三つ目は、大学と高校が協定を結び、5人程度〜数十人の入学枠を設ける手法。大学が高校に推薦枠を与える「指定校推薦」も前からあるが、人数は数人が多い。
系列化、コース、協定のいずれかの入学枠がある私立高について、関関同立の4私大に取材したところ、京都、大阪、兵庫の3府県で、以下のとおり(開校時からの系列校、08年度からの分も含む)。
□ 関西大13校・・・[系列]関西大北陽(現北陽)・関西大第一、[協定]大阪桐蔭・摂陵・上宮・上宮太子・京都光華など11校、
□ 関西学院大6校・・・[系列]啓明学院(旧啓明女学院)・関西学院高等部、[コース]帝塚山学院・清教学園・三田学園、[協定]千里国際学園、
□ 同志社大4校・・・[系列]同志社・同志社香里・同志社女子・同志社国際、
□ 立命館大17校・・・[系列]立命館宇治(旧宇治)・立命館、[コース]平安女学院、[協定]洛南・清風・大谷・花園・東山・京都成章・桃山学院・上宮・関西大倉・千里国際学園・滝川・ノートルダム女学院・聖母学院・大阪桐蔭
複数の大学と提携する高校もあり、実質は36校で、3府県の全日制私立高186校の19%を占めた。
府県別では大阪17校(95校中)、京都14校(39校中)、兵庫5校(52校中)。京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大の「産近甲龍」を加えると計43校になった。
関関同立との協定は関西以外の私立高にも広がり、同志社大は北陸学院(金沢市)などと、立命館大は星稜(同)、明徳義塾(高知県須崎市)、広島城北(広島市)などと結んでいる。
こうした動きが本格化したのはこの数年だ。少子化で、入学者を確実におさえたい大学と、有力大のブランド力で受験生を増やしたい高校の思いが一致した。
関関同立に限ると、系列化は立命館大が90年代半ばから本腰を入れ、00年代になって関学大や関大が続いた。コースは、関学大が今年度に3高校に設置したのが最も早い。協定は、立命館大と関大が06年度から始めた。
大阪市東淀川区の私立北陽高校は来春、「関西大学北陽高校」に生まれ変わり、1学年280人のうち160人は原則、関大への進学が保証される。野球やサッカーの強豪校だが、89年度に約1850人いた生徒は減り続け、今年度は約610人。ここ数年は定員割れが目立っていた。
昨夏、関大に系列化を持ちかけて実現した。柴田洸一郎事務局長は「今後は進学にもスポーツにも強い学校として訴えていける」と喜ぶ。
大阪市住吉区の帝塚山学院高校は今春、1年生に「関学クラス」が二つできた。すると、学校説明会の参加者が従来の3倍に増えた。中1にも関学クラスを設けており、同学院中学高校の山本三郎校長は「中高ともに学力も志願者数も目に見えて上がってきた。大学ブランドの威力は期待以上だ」と話す。
大学の動きも盛んだ。
立命館大は今春、「新付属校設置準備室」を設けた。担当者は「優秀な人材を中学や高校の時からじっくり育てられるのがいい」という。
■ 関西私大と中高の系列化広がる
( 朝日新聞 asahi.com 2007年03月06日 )
龍谷大(京都市伏見区)は6日、平安中学・高校(同市下京区)を08年4月から付属校にすると発表した。同高校にある3コースすべてで学力などの基準を満たせば龍谷大に進学できるようになる。
龍谷大、平安中高とも浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の宗門校で、95年から教育プログラムの共同開発などで連携を進めてきた。同大学への入学枠は従来の2倍以上になり、同大学は「一貫教育を通じて、龍大の中核となる学生を育てたい」としている。
他の私大でも、自前で優れた人材を育てようと、既存の中高を系列化したり、連携を強めたりする動きが広がっている。中高側も生徒をスムーズに進学させられる利点がある。
2月26日には、学校法人立命館(同市中京区)と同平安女学院(同市上京区)も連携強化の覚書を交わした。平安女学院高に「立命館大学・立命館アジア太平洋大学進学コース」を2クラス作り、特別推薦入学枠を設ける。平安女学院中・高校長に立命館大教授を派遣する。平安女学院は「立命館の知名度を生かし、高校の入学希望者の安定した確保も期待できる」としている。
このほか、関西学院大(兵庫県西宮市)は昨年、三田学園(同県三田市)など私立中高3校と提携。07年度から各校に「関学クラス」を設ける。京都成安中・高校(京都市上京区)は4月から、京都産業大(同市北区)の付属校になる。
2007年04月28日
記事|塾にかける!狭き門の中学受験
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/m_guide/20061024.htm
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